TECH CAMP エンジニア転職 短期集中コース 実際に受講してみたリアルな感想

TECH CAMPを受講するか悩んでる・・・。

安い費用ではないし、本当にプログラミングができるようになるのか不安・・・。
実際に受講した人のリアルな声が聞きたい!

 
 

こんにちは!ユカリと申します!

上記のようなお悩みを持っている方に向けて、実際にTECH CAMPのエンジニア転職コースを受講し、30代未経験からエンジニア転職に成功した私が、

受講直後の正直な感想
本音
カリキュラムのわかりやすさ

などに関して、これから数回に分けて赤裸々にレポートしていきます!

TECH CAMPの受講レポートの初回の目次は以下の通りです。

受講したコースの詳細
(コース名・受講期間・料金・受講スタイル)

  • テックキャンプ転職 短期集中 オンラインコース(10週間)
  • 2021年6月〜8月
  • ¥646,800(税込)

私個人の受講前のパソコンレベル

TECH CAMPで学べる言語

  • HTML、CSS
  • Ruby、Ruby on Rails(メイン)
  • JavaScript(ほんの少し)

受講直後の率直な感想

受講を終えた今・・・一言だけ素直な感想を言うとすれば、

受講してよかった!!

詳細な理由を、以下に纏めていきます!

テックキャンプ 受講してよかった点

プログラミングに対する抵抗感が少なくなる

『独学でのログラミングの挫折率は90%』と言われるほど、独学で習得するには難易度の高い分野です。

私自身も過去に市販のテキストを購入して勉強してみたことがありますが、英語・カタカナ語の専門用語連発で、心理的に強い抵抗を感じます・・。

折れそうな心をなんとか保って、専門用語を理解しようとするものの、その説明自体がまったく理解できない・・・。

理解できないから進まない・・・。

達成感を感じられず、続かない・・・。

という負の流れに乗り、挫折の道をたどってしまいます。

身近にエンジニアの知り合いやプログラミングをしている友人がいれば、教えてもらうこともできるかもしれませんが、なかなかそのような知り合い・友人がいる、という方は少ないのではないでしょうか?

一方、TECH CAMPでは分からないことがあればビデオ通話やチャットで好きな時間(※)に何度でも質問することができます。

(※)土日祝を含む11:00〜22:00(お昼休みの13:00〜14:00除く)までが質問可能時間

『わからないことをすぐに質問できる』ことは、挫折率を格段に下げることができます!

10週間TECH CAMPでプログラミングをやりきった今では、不思議と他の言語もやればできそうな気になっています(笑)

私自身、転職活動をしながらProgateで他の言語を勉強し始めました。

Rubyを学んだ土台があるので『あぁ、Rubyでいうあの構文ね』と自分なりに理解して進めていくことができるようになり、明らかにプログラミングに対しての抵抗感が少なくなったと感じています。

規則正しい生活習慣/学習習慣が身に付く

TECH CAMPでは受講生の日々のスケジュールが細かく定められています。
(例:平日は毎朝10時にチームでの朝礼から始まる・・など)

受講生の具体的なスケジュールか気になる方は、以下記事で詳細をまとめています!
お時間があれば確認してみてください!

細かいルールが決められている目的としては、

  • 『10週間』という限られた日程の中で、カリキュラムをやり切る
  • 10週間で550時間の学習時間を確実に確保する
  • 社会人/プロのエンジニアとして、社会に出るために必要な素養・生活習慣を身につける

という狙いのためです。

転職サポートや転職できなかったときの返金保証を受けたい場合は、保証条件になっているためルールに従う必要がありますが、そのルールを守る・守らないの判断をするのは、最終的には受講生本人です。(スクールとは言え、大人ですので。)

ですが私個人的な意見でいえば、大学に通っていたり、会社勤めしていた人であれば、さほど大変なルールではないという印象です。

  • 毎日決まった時間に学習を始める
  • 今日やること・今日やったことを決められた時間に、決められたフォーマットで報告する
  • 提出物を期限までに提出する
  • 期限までにテストに合格できるように自分で学習を進める

上記はテックキャンプでの受講生のルールの例ですが、ごく一般的なことだと思いませんか?

むしろ、受講期間を規則正しく、充実して過ごすことができるルールばかりでした。

仕事を辞めると余裕があるからこそ、時間にルーズになりがちです。

夜更かしをしたり、朝起きられなかったり・・。

転職が決まったり、フリーランスで働くことになった場合に、一度付いてしまった悪い習慣は足かせになり得ます。
そのため、私は卒業した今でも、この習慣で過ごすようにしています。

スタッフさんがとにかく丁寧

TECH CAMPを受講してよかったと思ったポイントのうち、
真っ先に思ったのが『スタッフさんがとにかく丁寧』という点です。

受講中は、様々なスタッフさんが勉強のアシストをしてくださいます。

  • ライフコーチ
    勉強の悩み、不安、勉強方法、学習期間中の生活等、学習の全体相談に乗ってくれる
    受講期間を通して、受講生1人に対して、1人の専任のライフコーチが付く
  • メンター
    パソコンのセットアップ、プログラミングのわからないことなど、
    技術的にわからないことを教えてくれる
  • キャリアアドバイザー
    就職・転職に関する相談にのってくれる
    就職が決まるまで、受講生1人に対して、1人の専任のライフコーチが付く

受講期間中は上記のような様々なスタッフさんのサポートを受けながら学習を進めていきます。

『メンター』に関しては受講生に対して専任というわけではありません。
こちらから質問をするたびに、ランダムに異なるメンターに繋がる仕組みになっています。

10週間の受講期間中、少なくとも20人以上のメンターにお世話になったかと思いますが、
どの方も皆さん対応が本当に丁寧です!

ライフコーチ・キャリアアドバイザーもいつも明るく、的確なアドバイスをくれました。

オンライン質問や面談をしたとき、質問事項に丁寧に答えてくださるのはもちろんですが、

  • 「こういったところはしっかり理解できていて素晴らしいです!」
  • 「こういうやり方もありますので試してみてください!」

など、こちらが質問したこと以上のことを返してくださり、
勉強のモチベーションを維持することができました。

また、どのスタッフさんも会話の終わりには必ず

「他にお困りのことはないですか?」

と確認してくれ、受講生に不安・疑問を残さない対応が徹底されていることを感じました。

テックキャンプは数百を超えるスタッフを抱えて運営しているスクールです。
その一人一人に、均一のサービスレベルを維持することは容易ではないはず。

『サービスをよりよいものにしよう』という取り組みを至るところで感じました。

オンライン質問や個別面談が終了した後は必ず、スタッフの応対はどうだったか?というアンケートが送られてきます。
また、1ヶ月に1〜2回ほど「社員研修のため、スタッフが関わる全てのサービス停止」するという案内がありました。

卒業生のアンケートでも高い満足度をキープしているのもこういった企業努力の賜物だと感じました。

カリキュラムが初心者にもわかりやすい

TECH CAMPでは『TECH MASTER』というWeb上に用意された独自カリキュラムを使用して学習を進めていきます。

前述の通り、私のパソコン知識はタイピングや一般的な操作ができるぐらいのものでした。

過去に、市販のテキストを買って独学で勉強したこともありましたが、
専門用語ばかりで全く何を言っているのか理解できず、すぐにやめてしまいました。

HTML・CSSもほとんどわかっていない状態でTECH CAMPの受講がスタート・・

そんな私でもTECH CAMPのカリキュラムはとてもわかりやすかったです。

初心者にもわかるように専門用語を噛み砕いて説明してくれています。
図解動画での説明もあり、理解を深めることができます。

仮に理解できないところが出てきてもメンターにチャットやビデオ通話で質問することができるため、初心者の方でも安心して参加できる内容です。

Zoom、Slackなど、プログラミング以外のツールの使用方法も学べる

TECH CAMPではコミュニケーションツールとして

  • Zoom(ビデオ通話)
  • Slack(チャット)

を使用します。

ライフコーチやキャリアアドバイザーからの連絡事項・情報共有はSlackで、
個別面談やチームミーティングはZoomを使用します。

私は前職でどちらも使用する機会がありませんでしたが、在宅勤務が浸透しつつある現在、どちらのツールも実務で導入している企業が増えていると思います。

一般的になってきているこういったコミュニケーションツールを、自然に使えるようになったことはプログラミング学習以外の収穫だったと感じました。

テックキャンプ イマイチだった点

フロントサイドの学習時間は少なめ ▶︎ 興味があれば自分で学習が必要

TECH CAMPで学べるプログラミング言語は以下の通りです。

【学習対象言語】
HTML / CSS / Ruby / Ruby on Rails / JavaScript

この中でも、各言語の締める学習割合の体感としての割合としては以下の通りです。

学習言語学習割合
Ruby / Ruby On Rails6割
HTML / CSS3割
JavaScript0.5割
その他(Git/AWS等)0.5割

実際に見えているWeb画面(ボタンを配置したり、写真や図を配置したり)の制作に興味があるようであれば、「フロントサイド」と呼ばれる言語の習得が必要になります。
(上記でいうとHTML/CSS、JavaScriptがフロントサイドに該当)

「フロントサイド」に対して、金額や数量を計算したり、データをデータベースに登録する、などの内部処理は「サーバーサイド」と呼ばれています。

TECH CAMPの「エンジニア転職コース」は、フロントサイドの学習は少ないです。
もしフロントサイドエンジニアを最初から目指してる方であれば、
「エンジニア転職コース」はオススメできません。

また、携わりたいシステムやこういうサービスの開発がしたい!
という具体的な目標が最初からあるようであれば、事前に必要な開発言語を調べることをオススメします。

せっかくTECH CAMPで学んだけれど、興味のある分野とは違った・・というミスマッチは悲しいですからね・・。

パソコン(Mac)操作に慣れていない人▶︎受講前にある程度使い慣れていた方がいい

TECH CAMPは「未経験からでもエンジニアを目指せる」ということを強く押し出しています。

確かに

  • カリキュラムの内容は初心者でもわかりやすい
  • わからないことはいつでも質問し放題

という環境は、初心者でも学習しやすいと言えます。

ただし、例えば

  • 今までの仕事がサービス業・接客中心でほとんどパソコンを使ってこなかった
  • 大学の授業でもパソコンを使用する機会がなかった

という方は、パソコンに慣れるまでついていくのが大変かと思います。

加えて、SlackやZoomなどのプログラミング以外のツールも使っていく必要があります。

パソコン操作に不安がある方は、TECH CAMPではカリキュラムが始まる前にオプション講座も用意されていますので、事前に受講されることをオススメします。

でも、なにごとにおいても「慣れ」です。

毎日勉強でパソコン使っていれば自然とタイピングは早くなります。
パソコン操作も気づいたらできるようになるので、とにかく慣れるまで使い倒しましょう!

受動的にカリキュラムを進めるだけでは身につかない

TECH CAMPでは、カリキュラム(TECH MASTER)に沿って自分で学習を進めていきます。

カリキュラムは各章ごとに理解度チェックの小テストがあったり、自分でコードを書くなど、実際に手を動かす内容がたくさん含まれています。

また、基礎・応用・発展と学習フェーズが区切られており、各フェーズ終わりに試験への合格や課題提出が必要です。(試験や課題に合格しないと次フェーズに進めません。)

このような仕組みのため、市販のテキストのようにただ読み流すだけ・・という状況にはなりにくくなっています。

ただし、カリキュラム通りに進めていれば自然に身についていくか、というとそういうわけではありません。

プログラミングは、自分で書いて、動かして、を繰り返してようやく身になっていくものです。

  • カリキュラム通りに書いているのに、思った通りに動かない
  • 勉強したはずなのにすっかり忘れてしまった

こんなことは日常茶飯事なので、カリキュラムで学んだことを
自分で繰り返し実践するということがとても重要です。

以下の記事で受講期間中に気をつけて取り組んでいたことをまとめています。
気になる方はぜひ参考にしてみてください!

転職が劇的に有利になるわけではない

TECH CAMPを受講するかを悩んでいる方は、本当にエンジニアとして転職できるのかを心配している方が多いかと思います。

正直な話、私自身TECH CAMP卒業後からすぐに転職活動を始めていますが、厳しさを痛感している真っ最中です(涙)

でもこれは、個人個人の状況によって全然話が変わってくると思います。

  • どこに住んでいるのか
  • 年齢
  • これまでの職歴
  • 目指している業界、職種

『TECH CAMPを受講したから、劇的に転職に有利になるわけではない』
と思っていた方がいいです。

やはりIT業界は、経験者求人が多いことは事実です。

でも、TECH CAMPを受講しなければ「エンジニア」という職種が選択肢にも入れられなかったところが、『エンジニアにも挑戦できるかもしれない!』となるのは、大きく違うと思いませんか?

TECH CAMPを受講したことで、他の言語も勉強してみよう、と思えるようにもなりました。
個人的にはこれだけでも大きな収穫だったと思っています。

30代後半、未経験からのエンジニア転職のリアルに関して、以下記事でまとめました。
よければこちらも参考にしてください!

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事のまとめです。

  • テックキャンプ よかったこと
    • プログラミングのハードルが下がる
    • 規則正しい生活習慣、勉強習慣が身に付く
    • スタッフさんの丁寧さはピカイチ!!
    • カリキュラムが市販テキストより断然わかりやすい
    • Zoom・Slackなど、プログラミング以外のツールも学べる
  • テックキャンプ イマイチだったこと
    • フロントサイドの勉強は少なめ
    • 受講前に最低限のパソコン操作に慣れておく必要がある
    • 受動的にカリキュラムを進めるだけでは身につかない
    • 転職に有利になるとは限らない

社会人になると勉強する機会は激減します。

知らないことを学ぶ
できなかったことが段々できるようになる

社会人になってすっかり忘れかけていましたが、
勉強することが、ただただ嬉しくて楽しい10週間でした。

少しでもプログラミングに興味が湧いてきたのであれば、一度無料カウンセリングを利用してみてください。
プログラミングに対しての不安、キャリアプランに関する相談など、なんでも大丈夫です!

あなたが目指すべき道が明確になるはずです!

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