こんにちは!ユカリです。
限られたTECH CAMPの受講期間だからこそ、できるだけ有効的に活用したいですよね。
そんな方に向けて、TECH CAMPのエンジニア転職コースを実際に受講した私が、これから受講を検討中の方や今まさに受講中の方に向けて、
「これはやっていてよかった!」
「こうしておけばよかった・・」
をご紹介します!
受講したコースの詳細
(コース名・受講期間・料金・受講スタイル)
- テックキャンプ転職 短期集中 オンラインコース(10週間)
- 2021年6月〜8月
- ¥646,800(税込)
※ 受講料は2021年4月に申し込み時点の情報です。
※ 無料カウンセリング受講の¥10,000値引きを入れた金額です。
受講料)¥657,800(税込)
↓ 最大70%(¥460,460)支給!!
実質)¥197,340(税込)
詳細はテックキャンプの公式ホームページを参照するか、無料カウンセリングでも直接確認可能です。
これはやっていてよかった!
カリキュラムを規定スケジュールよりできる限り前倒しで進める
TECH CAMPでは用意されているカリキュラムを10週間で全て終わらせるために、10週間の学習スケジュールを数週間ずつに区切ってスケジュールが決められています。
しかし、その規定スケジュール通りに進めていては、転職活動のときにアピール材料として使える『オリジナルアプリ』の作成をする時間がまったく足りません。
(※『オリジナルアプリを作るべきか』も上記リンクの記事の中に記載していますのでご確認ください)
ここで、私の同期の受講生の学習ペースを例として紹介させてください。
- カリキュラムの理解度をとても重視して学習を進めていた
-
基礎学習時期は、ほぼ規定スケジュール通りで、他のチームメイトと比べても進み具合に大きな差はなく進めていた
-
基礎学習後半から、カリキュラムを何度も往復して自分の理解を深めることを優先した(規定スケジュールは意図的に無視)
-
結果、10週間を終えるタイミングではまったくカリキュラムがやり切れておらず、有料での学習期間延長サポートを利用することになった
- 学習開始当初からほぼ規定スケジュール通りのペースで学習を進めていた
-
朝礼やチームミーティングで他メンバーが自分よりどんどん前に進めていることを気にしていたが、理解が追いついていないので、そのままのペースで学習を進めていた
-
最終課題フェーズ(7週目〜)頃から朝礼やグループミーティングにも参加されなくなり、そのまま音信不通・・(フェードアウト)
決して、Aさん・Bさんの学習のやり方を非難したり、否定しているわけではありません。
学習の理解を深めるために何度も復習をしたり、わからないことをそのままにしておかない、という姿勢はとても大事なことですが、理解に時間がかかるのであれば、それだけ余分に学習時間を確実に確保する必要があります。
おそらくお2人には、ご自身の理解スピードに合った学習時間を十分に確保できていなかったのではないかと思います。
TECH CAMPの短期集中コースは最初から『10週間』という期間の制約がある中で学習することになっているため、自分の理解スピードやクリアしなればならない課題を意識しながら学習を進めていかなければ、上記Aさんのように追加で費用がかかってきてしまう場合があります。
(もちろん、それを了承のうえで学習期間を延長されるのであれば問題ありません。)
カリキュラムの内容は理解して、しっかり身につけていくことは大前提として、期間内にやり切るためにはスピード感も重要だということは頭の片隅に置いておいてください。
【朝方の方向け】午前中の学習時間をできるだけ確保する
TECH CAMPの短期集中コースでは、平日10:00から学習開始です。
受講生の1日は以下の記事にまとめていますので、気になる方は確認をお願いします!
私は朝方人間なので、だいたい毎朝8:00から10:00までを自習時間として、前日に学習した内容の復習やプログラミングの時間に充てていました。
朝に学習を取り入れるメリットとしては以下の通りです。
- 規則正しい生活を維持できる(仕事が始まった場合にも辛くない)
- 午前中の、最も集中しやすい時間帯を学習に充てられる
- 確実に学習時間を確保できる(夜はテレビ、眠気など誘惑が多い)
- 10:00からの集中学習サイクルにスムーズに入ることができる
ご自身の集中しやすい時間帯があれば特に朝にこだわる必要はありませんが、上記の理由から個人的には午前中に自習の時間を設けることをオススメします!
カリキュラムの内容を自分なりにノートなどにまとめる
TECH CAMPのテキストは、以前までは学習期間が終了すると閲覧不可だったようですが、学習終了日から1年間は閲覧可能になりました。
初心者にとてもわかりやすいテキストのため、学習終了後も見返したいなぁと思っていたので、1年間閲覧可能になったことはとてもありがたいです。
ただ、自分が苦手な部分や定型のプログラミングの手順は自分なりにまとめておいた方が振り返りもしやすいし、アウトプットの練習にもなるので、受講期間中から取り組んでいくことオススメします。
手書きでも電子でも、まとめ方はご自身が利用しやすい形式でいいと思っていますが、個人的には検索のしやすさと編集の簡単さから電子メモアプリをオススメします。
私は『Evernote』というメモアプリを使用していました。
Evernoteは無料版・有料版があり、無料版の場合は一部機能制限がありますが、十分使用できますので、もしメモアプリをお探しの場合は一度試してみてください!
こうしておけばよかった・・
Twitter、QiitaなどのSNSでの情報発信
TECH CAMPのカリキュラム内では自分が学んだことを言語化し、アウトプットする練習として「SNSで積極的に情報発信しましょう」と記載されています。
私自身、SNSは長年見る専門だったので、「こんな初歩的なこと呟いたら恥ずかしいな・・・」なんて自意識過剰なまま、ついに学習期間中に発信できていませんでした・・・(情けない)
しかし、テキストで勉強していても人に説明できるほど理解できているかどうかは別問題です。分かったつもりになっているだけで、実際に言語化してみるとうまくまとめられないことが多いものです。
わざわざSNSで発信しなくても、「カリキュラムの内容を自分なりにまとめる」ことさえやっておけば、十分練習になるんじゃないの?と思われるかもしれません。
ですが、他人の目線を意識して書くことと、自分しか読まない前提で書くことでは潜在的な意識が変わってきます。無意識にも「人に読まれるんだからもう少しわかりやすく書こう」という気持ちになります。
例えば、自分しか食べない料理であれば適当なもので済ませがちですが、誰かに振る舞うとなると彩りやお皿に多少は気を使いますよね?それと同じようなものです。
SNSへ投稿する過程で、深堀りして勉強したり、わかりやすく言語化することを学んでいけます。
また、転職活動のときにTwitterやQiitaのアカウントを確認される企業もあります。積極的な情報発信は転職活動でも有利に働く場合があるので、積極的に取り組むことをオススメします!
オリジナルアプリのネタ集め/リサーチ
最終課題で作成するオリジナルアプリですが、できればTECH CAMPの受講を開始する前からどんなアプリを作りたいかを考えたり、『ネタ帳』的なアイディアストックを用意しておいた方がいいと思います。
「カリキュラムを規定スケジュールよりできる限り前倒しで進める」でも書きましたが、学習後半になると、とにかくやることが増えて時間が足らなくなってきます。
学習後半になって、『オリジナルアプリをどんなものにしようかなー』と考えて始めていては、時間が足りません。
自分の今の知識やレベルは一旦置いておいて、『こんなアプリを作りたい!!』という想いさえあれば、あとは実現するためのプログラミングの知識をコツコツ調べるだけ。
進むべき方向が定まれば、走りやすくなります。
『オリジナルアプリ』と聞くと、世の中に存在しない、まったく新しいアプリを作らないといけないのでは・・
と思って、ちょっと気構えませんか?(私はそう思ってました・・)
もちろん、そういうアイディアが元々ある方はそれが最高ですが、必ずしも『完全オリジナル』である必要はありません。
むしろ、色々な便利なアプリやWebサービスが溢れているこの現代で、ほんの数週間考えたからといって、革新的なアプリケーションのアイディアが思い付くことの方が稀です。
今自分が使っているアプリケーションやWebサービスで、
『こういう機能があればいいのに』
『こんな連携ができれば便利なのに』
ということがあれば、それを少しずつネタ帳に付け加えていってください。
もし、そのアプリケーションやWebサービスを制作している企業が求人を出していれば、そういった『あったらいいな』の機能を実装してみた、ということでアピールにも使えます。
どのような想いや考えでそのアプリや機能を作成したのかを、きちんと説明できることが重要です。
どうしてもアイディアが思い浮かばない方に、Qiitaでユニークな記事を投稿されている方いたのでリンクを貼っておきます。
アイディアのヒントにしてみてください!
基礎〜応用カリキュラムまではメンターをフル活用する
TECH CAMPの売りの1つとして、「メンターに質問し放題」というところです。
ただし、これには少し注意点しておかなければならない点があります。
- 発展フェーズ(5〜6週目)後半
メンターへの質問が制限され、エラー解決をしたり、実装の手助けはしてくれない
→ カリキュラムで学んできた知識・技術で実装可能で、知識の定着度合いを測るため - 最終課題フェーズ(7週目以降)
メンターはアドバイスだけで対応方法は教えてくれない
→ 自分自身で解決する力をつけるため - オリジナルアプリ作成時期
テキストに記載されていないことは質問できない
→ 受講生のオリジナリティを担保するため
一部クチコミでは「メンターに質問し放題」とうたっているのに、この制限はヒドイのではないか、という意見もあるようですが、私個人的には理にかなった方針だと考えています。
実際にエンジニアとして現場に出る場合、カリキュラムで学んだことだけで仕事ができるわけではありません。
知らない技術や言語を自分で調べて、解決していく『自走力』が必要です。
また、エラーが出た場合の解決も、毎回先輩や上司が教えてくれるわけはないので、自分で理論立てて解決していく力をつけていかなければなりません。
『そんなの現場に出てから身につけていけばいいじゃん』という考えもあるかもしれませんが、早いうちからそういった力を養うために、学習後半からは上記メンターへの質問制約はあっても不思議ではないと思います。
反対に、学習前半には『メンターへの質問し放題』のサービスをフル活用することをオススメします!
例えば、
- テキストを読んでいてイマイチ腑に落ちない部分がある
- 毎回エラーの解決に時間がかかってしまう。
エラーが出たときはどう調べたらいいんだろう・・ - ここの構文はこういう理解をしたけど、それであっているのか確認したい
こういうときは積極的にメンターに質問・相談してみましょう。
「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな・・」なんて思う必要はありません。
TECH CAMP受講しての感想の記事でも書きましたが、メンターの方含めてTECH CAMPのスタッフさんは本当に親切・丁寧で、色々な角度からアドバイスをしてくださいます。
メンターをフルで利用できる基礎〜応用カリキュラムの間は、メンターをどんどん活用しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- やっていてよかったこと
- 規定スケジュールより前倒しでカリキュラムを進める
- 午前中の学習時間をできるだけ確保する
- カリキュラムの内容を自分なりにまとめる
- こうしておけばよかった
- Twitter、QiitaなどSNSでの情報発信
- オリジナルアプリのネタ集め、下調べ
- 基礎〜応用までのあいだはメンターへ質問しまくる
限られたTECH CAMPの学習期間内で、出来るだけ得るものを最大化できた方がいいですよね。
プログラミングという知識・技術的な学びも大事ですが、TECH CAMPを卒業すれば勉強がそれで終わりになるわけではありません。
エンジニアとしては、一生学び続ける姿勢が必要になるので、現場に出ても成長する努力をし続けられる素養も合わせて学習期間の間に身につけていきたいですね。
少しでもこれから受講を考えている方、または受講中の方の参考になれば嬉しいです。