実体験!TECH CAMP受講後の35歳オーバーでの転職活動・・

TECH CAMPは転職成功率99%と言っているけど、未経験から本当に転職できるのかな・・

私は30代だし・・

転職支援って、実際どんなサポートが受けられるのか知りたい!

TECH CAMPの受講を迷っている方の中で、特に転職に対する心配をしている方のために、実際にTECH CAMPの転職サポートを受けて転職活動をした私の体験談を交えながら、30代未経験からのエンジニア転職の実態を解説していきたいと思います!

こんにちは!ユカリです!

この記事から得られる情報は以下の通りです。

  • TECH CAMP エンジニア転職コースの具体的な転職サポートの内容を知ることができる
  • TECK CAMPの転職サポートを受けるためのルールを知ることができる
  • TECK CAMPから紹介してもらえる企業の実態を知ることができる
  • 30代未経験からのエンジニア転職のリアルを知ることができる

TECH CAMPの転職サポートの内容

TECH CAMPの転職サポートは以下の内容です。

  • 担当のキャリアアドバイザーが転職活動全体をアドバイスしてくれる
  • サポート期間:学習終了後〜約半年(就職が決まればその時点で終了)
  • 定期的な面談(Zoom)
  • 履歴書/職務経歴書の添削
  • 志望動機の組み立て方のアドバイス
  • 模擬面接
  • 提携企業の求人紹介

私の場合は、週1回 30分〜60分程度キャリアアドバイザーにZoomで面談をしてもらいました。

面談の内容は、

  • 転職活動の進捗共有
    (先週何社応募できたか、そのうちどれだけ面接に進めたか、今週の行動目標 など)
  • 転職活動の悩み事の相談
  • 志望動機の添削
  • 模擬面接

などですが、基本的にはこちらが相談したい内容を中心に相談させてもらえます。

また、面談の頻度も受講生の希望を聞いてもらえるため、

『面接が苦手だから模擬面接対策をもっとたくさんしたい!』ということであれば、
週に何度か模擬面接を交えて面談してもらうこともできますし、反対に

『週1回の面談も必要ないんだよな・・』ということであれば、自分が相談したいタイミングだけ面談をお願いすることも可能です。

TECH CAMPの転職サポートを受けるためのルール

TECH CAMPの転職サポートを受ける場合には、いくつかルールがあります。

  1. 2つの実装課題を決められたスケジュールまでに終わらせる必要がある
    • 6週目までに「実装課題1」を自力で終わらせる
    • 10週目最終日までに「実装課題2」を自力で終わらせる
  2. 指定期日までに履歴書・職務経歴書の提出が必要
  3. 就職活動(企業への応募)は、学習終了後4日以内に開始しなければならない

また、『転職すること』が目標になっているサポートのため、

  • キャリアアドバイザーと事前に決めたエントリー目標数を理由もなく達成できていない状態が何週も続く
  • 事前に予定していた面談を無断ですっぽかす

など、『受講生に転職活動の意思がない』と感じさせるような行動が続く場合は、転職サポートを打ち切られてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

こう聞くと『厳しそうだな・・』と思われるかもしれませんが、人任せにせず、主体的に転職活動をしていれば問題ありません。

TECH CAMPからの提携企業の求人紹介の実態

TECH CAMPでは、転職活動のサポートだけでなく、TECH CAMP提携企業の求人を紹介してくれます。

ただし、受講生個人個人の状況によっては紹介してもらえる求人数にバラつきがあるため、『TECH CAMPが紹介してくれるから絶対大丈夫!』などと、過度にアテにしないほうがいいかなというのが個人的な感想です。

1)勤務希望地が東京以外の地方の場合は、そもそもの紹介件数が少ない
2年齢によって応募可能な件数が少なくなる

私の場合は、『東京外の地方勤務希望 + 30代中盤』 という二重の制約があったため、テックキャンプから紹介してもらえたのは3件でした。

でももし、東京勤務が可能であったり、20代という方の場合は、もっと多くの企業を紹介してもらえる可能性もあると思います。

受講を悩んでいる方で、『自分の場合はどうなんだろう・・』と気になる方は、詳しくは無料カウンセリングでどれぐらいの企業を紹介してもらえそうか、直接確認されることをオススメ致します!

30代転職活動の実態

私自身の転職活動開始時のパーソナルな情報と転職活動の状況は以下の通りです。

・36歳/愛知県内勤務希望

・転職活動開始時期:2021年8月中旬

・エントリー件数:27件(2021年9月上旬まで)

・書類選考通過:7件(約25%)

・内定:4

IT業界 35歳転職限界説は本当か?

IT業界は、働く人の年齢層が比較的若いことから、年齢は採用のハードルになると言われており、特に35歳が1つのボーダーラインとされています。

30代で未経験であればなおさらです。

スタートアップ企業やベンチャー企業は、経営者自身が20代であることも珍しくなく、年齢が高いというだけでマイナス評価になる企業も少なくありません。

私も最悪、『エンジニアとしての転職はできないかもしれない』と覚悟のうえで、TECH CAMPの受講を決めました。チャレンジしないまま数年後に『あのとき挑戦していれば・・』と思うことは嫌だったからです。

実際に転職活動を始めて感じたのは『応募条件』に年齢制限がある企業は、覚悟していたよりは少ないな、ということです。

これは、2007年に雇用対策法に加えられた

『年齢にかかわりなく就職に対して均等な機会を与えなければならない』

というルールにより、年齢制限を設けるための条件を満たさなければ、年齢制限をしてはいけないことになっているためと考えられます。

そのため、『求人票上の年齢のハードル』だけで考えると、30代に限らず40代以降でも意外にたくさんあります。

とはいえ、実際に求人に応募してみると書類選考(転職サイトからのエントリー)がなかなか通らないことが多いです。私自身、転職活動開始直後は、書類選考だけで10社以上連続で落ち続けました・・・。

それは本当に年齢で足切りされてるのかもしれませんし、学歴や職歴が企業にとっては魅力がないせいかもしれません。
志望動機や退職理由など、何かしら企業にマイナスな印象を与えてしまっているのかもしれません。

書類選考で見送りになる場合は、多くはその具体的な理由を教えてもらえないので、なぜ見送りになったのかわかりません。書類選考さえ通らないとどうしても『35歳転職限界説』がチラチラと頭をよぎります。

ですが、客観的に履歴書や職務経歴書、転職サイトの登録情報を見返してみました。

  • もう改善できるところはないか?
  • 文章構成はわかりやすいか?
  • もっとアピールできる経歴や取り組みはないか?
  • TECH CAMPでの学習終了後も、企業にアピールできるほど、自分でプログラミングの勉強を続けることができているか?

無意識に年齢を都合のいい言い訳に使っている自分がいました。

履歴書や職務経歴書の書き方を見直し、
応募する企業の幅を広げ、
学習を続けていくことで、少しずつ書類選考を通過するようになりました。

転職先企業の希望と現実

書類選考に少しずつ通るようにはなりましたが、転職活動前に思い描いていた転職先とは少し毛色が変わったことは事実です。

<希望>

・自社サービス開発、または受託開発に携わりたい
・開発エンジニアとして入社し、実務経験を積みたい

<現実>
30代 + 地方在中 + 未経験 + 自社サービス開発 
 → エントリーできる母数が圧倒的に少ない

(どれか1つでも制約が外せれば、応募できる母数は増やせる)
 →  応募してもだいたい書類選考落ち

・私の場合、『30代 + 地方在中 + 未経験』 の条件は現時点ではどうがんばっても変えられない

・転職活動での最優先事項
『実務経験を積みたい』=エンジニアとしての知識・経験を積みたい

 → 自社開発や受託開発の会社でなくても実務経験は積めるのでは?

・SES(※)であれば未経験でも応募OKなところが多い
(※)SES:顧客のオフィスに常駐して、システム開発や保守の支援を行う契約形態の一種

・『未経験』という条件が取り外せれば、将来的には別のキャリアの選択肢も考えられる

こう書くと『なんだ、結局妥協したのか』と思わせてしまうかもしれません。

確かに最初に思い描いていた『自社開発している企業』とは違うものになりました。

ですが、元々の私がプログラミングを勉強しようと思ったきっかけが、

  • 会社に依存しなくても生きていける力をつけたい、将来的にはフリーランスとしてもやってみたい
  • この時代、何が起こるか分からないから手に職をつけたい、スキルを身につけたい
  • 時間や場所にしばられず、仕事量や仕事をするペースを自分の裁量で決めていけるようになりたい

私の会社に依存せず自分で生きていける力を身につけるという目標を成すために、エンジニアとしての経験・知識は『武器』の1つにしたいと考えています。

新しいサービスを作ってみたい、という純粋なエンジニアとしての野心は元々あまりなかったので、『武器』が得られる環境であれば働く環境にはこだわらなくてもいいのでは・・・という思いに至りました。

『未経験』という制約を取り除き、『実務経験』という実績を作ることが、差し当たっての短期的目標です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事のまとめは以下の通りです。

  • テックキャンプの転職サポート内容
    • 定期的な面談による転職活動のサポート
    • 履歴書/職務経歴書の添削
    • 志望動機の組み立て方のアドバイス
    • 面接練習
  • テックキャンプから提携企業の紹介もあるが、過度な期待は危険
  • 30代未経験からのエンジニア転職は簡単ではないが、不可能ではない

受講前から覚悟していた通り、30代未経験からのエンジニア転職は簡単ではありません。

面接の機会ももらえずにエントリーだけでバンバン落とされると、
「やっぱりこの年齢からじゃ無理なんだ・・」
と、諦めの気持ちも湧いてきます。

時間をかけて数十社応募したのに、1社も面接に進めなかったときの情けなさ、無力感は気持ちをどんどんむしばんでいきます。

でも、年齢を言い訳にやる前から諦めてしまっているのは、他でもない『自分』だったりします。

TECH CAMPのキャリアアドバイザーさんは、一度もマイナスなことをおっしゃいませんでした。
そのお陰で、メンタルを保ちながら転職活動できたと言っても、過言ではありません。

未経験からエンジニア転職を考えている方は、一度無料カウンセリングでご自身の状況やキャリアプランを相談してみてください。

実際に受講しなくても、エンジニアやキャリアについての気づきのきっかけになるはずです!

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